入れ墨やアートメイクを除去するためには、専門の機材が必要です。
そもそも、皮膚は薄い部分にある表皮と、深い部分にある真皮に分かれています。
入れ墨は真皮、アートメイクは表皮に施されるのが一般的です。
表皮はターンオーバー(新陳代謝)があるため、アートメイクなら通常数年で薄くなります。一方、入れ墨を入れる真皮にはターンオーバーがないため、半永久的に着色が残るのです。除去するためには、主に切除手術やレーザー照射があります。レーザーの場合は複数回、徐々に薄くしていく必要があるため予め理解しておきましょう。
また交通事故などによって、擦り傷からゴミやアスファルトの成分が真皮に残ってしまうケースもあります。これを「外傷性刺青」と呼び、除去の方法は入れ墨やアートメイクと同様です。
また入れ墨とアートメイクでは、除去にかかる時間や手間も異なります。
アートメイクは自然に薄くなりますが、ターンオーバーを待てない場合は、主にレーザー照射で除去しましょう。
外傷性刺青は保険でのレーザー治療が可能です。入れ墨、アートメイクは自由診療になります。気軽に医師に相談してください。
入れ墨の除去は、以前までは傷が残ったり、完全に消せないなどの懸念点がありました。しかし、最近では複数のレーザー照射や電気メスでの切除によって、比較的綺麗な状態での除去が叶います。
レーザー照射においても、適切に行えば傷あとがほとんど残りません。
ただし、過剰なレーザー照射は肌の質感が変化する可能性があるので注意が必要です。
レーザーでの除去は、間隔をあけた複数回の照射を要します。
なぜなら、レーザー照射により破壊された微細刺青粒子(染料)は、体内の免疫細胞により、ゆっくり除去(排除)されるからです。
入れ墨やアートメイクが綺麗に消えるまでには、破壊された刺青粒子が完全に除去される間隔に合わせた、複数回の継続的な治療が必要になります。
一方切除においては、小さいものであれば単純切開法、つまり1度の手術で除去可能です。ただしサイズによっては分割切除法で複数回に分けなければいけない場合もあります。そして、入れ墨やアートメイクの状態によって、適切な治療は異なります。まずは医師に相談し、カウンセリングを通して進めていきましょう。
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