酒さ(しゅさ)は、主に顔面に発生する慢性的な皮膚の炎症で、特に頬や鼻、額、あごに赤みや腫れ、発疹が現れることが特徴です。成人に多く見られるこの症状は、軽度の赤みから始まり、放置すると症状が悪化し、皮膚が厚くなったり、にきびに似た膿疱ができることもあります。酒さは進行性であり、適切な治療を行わないと、見た目や皮膚の健康に長期的な影響を及ぼす可能性があります。
酒さの正確な原因は未だ完全には解明されていませんが、いくつかの要因が関与していると考えられています。遺伝的要因、免疫系の異常、特定の細菌(デモデックス)、環境要因(紫外線や極端な温度変化)、または特定の食品やアルコールが誘因となる場合があります。これらの要因が組み合わさることで、酒さが発症するリスクが高まるとされています。
酒さを予防するためには、以下のような対策が有効です。
・紫外線対策: 日焼け止めを使用し、外出時には帽子やサングラスを着用して紫外線から肌を保護しましょう。
・肌の保湿: 敏感肌用の保湿剤を使用し、肌のバリア機能を維持することが大切です。
・刺激を避ける: 辛い食べ物やアルコール、極端な温度差など、肌を刺激する要因を避けるよう心掛けましょう。
・適切なスキンケア: 刺激の少ない洗顔料を使用し、ゴシゴシと洗わないようにするなど、優しくケアすることが重要です。
酒さは、早期に適切な治療を受けることで症状の悪化を防ぐことができます。症状が現れた場合は、皮膚科医に相談することをおすすめします。
ドキシサイクリンやミノサイクリンなどを用いた内服治療とメトロニダゾールの外用を中心に治療を行ないます。
東京・経堂で酒さ(しゅさ)のお悩みがある方や皮膚科・美容皮膚科をお探しの方は、小田急線「経堂駅」徒歩1分の経堂ファミリアクリニックまでお気軽にご相談ください。
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