やけどは、熱や化学物質、電気、放射線などによって皮膚が損傷を受けることにより発生する傷害です。その重症度は、やけどの深さや広がりに応じて異なります。以下に、やけどの種類とその対処法をご紹介します。
・第一度やけど(軽度)
症状: 皮膚の表面が赤くなり、軽い痛みを伴います。通常、水ぶくれはほとんど見られません。
対処法: まず冷水で冷やし、保湿剤を使用して皮膚を保護します。通常は数日で回復します。
・第二度やけど(中等度)
症状: 皮膚の表皮と真皮にダメージが及び、水ぶくれや強い痛みが生じます。傷口が湿っており、赤みや白っぽい斑点が見られることがあります。
対処法: 冷水でやけど部分を冷やし、水ぶくれを破らないように注意しましょう。感染を防ぐため、抗生物質の軟膏を塗布し、必要に応じて医師に相談してください。
・第三度やけど(重度)
症状: 皮膚の全層が損傷し、場合によっては筋肉や骨にまで達することがあります。やけど部分は白っぽくなったり、黒く焦げたようになります。痛みを感じないことが多く、これは神経が損傷しているためです。
対処法: 速や かに救急医療を受ける必要があります。重度のやけどは専門的な治療が必要です。
やけどの深さによって症状が異なります。浅い場合は赤みやヒリヒリとした痛みのみですが、深い場合は水ぶくれができます。
低温熱傷(湯たんぽやカイロ)は通常のやけどより深くまで炎症が及んでいることがあります。
1.熱源から速やかに離れましょう。
2.やけど部分を冷水で10~20分冷やします。氷は直接当てないように注意してください。
3.清潔なガーゼや布でやけど部分を覆い、感染を防ぎます。
4.第二度以上のやけどや広範囲にわたるやけどの場合は、直ちに医師の診察を受けてください。
やけどは早期の適切な対処が重要です。必要に応じて、専門医の診断を受けましょう。
初期には炎症を抑えるステロイドの軟膏や、びらん面を保護する軟膏を用いて治療します。範囲が広い場合や、痛み・炎症が強い場合は抗生剤・痛み止めなどの内服薬も併用します。 東京・経堂でやけどのお悩みがある方や皮膚科・美容皮膚科をお探しの方は、小田急線「経堂駅」徒歩1分の経堂ファミリアクリニックまでお気軽にご相談ください。
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